■Fender Japan Telecaster TL62-60 CCB のCustom日記!Vol.6(最終回)
- 2014.09.02 Tuesday
- 20:50
JUGEMテーマ:楽器
■フェンダー・ジャパン・テレキャスター TL62-60 CCB '90年製をカスタム(改造)の6回目!(最終回)
「コンデンサ比較(聴き比べ)と取り付け」
いよいよ今回で完了です。
まずは、新しい弦を張って、Custom日記!Vol.3で途中までになっていたナットにとりかかります。
6本各弦の太さに合った溝を切って行き、調整しながら仕上げていきます。良い音が鳴ってきたら、ナットの交換が完了です。
指板面には、オイルで保湿・保護しておきます。再度、弦を張り直して最終的なセッティングを行い、あとはコンデンサを取り付けるのみの状態にしておきます。
それでは、コンデンサ選びにかかります。わー!いっぱい。
一般的(フロント⇔フロント+リア⇔リア)なテレキャスターの配線にしますので、マスター・トーン用とハイパスフィルター用に2種類必要になります。
※ほとんどお持込みのものになりますので、在庫はそんなにございません。あしからずm(_ _)m。
「コンデンサ比較マシーン!」に、セット!
チャンネル式で6つまで素早く聴き比べすることができます。
ギターと「コンデンサ比較マシーン!」をつないで聴き比べ中!
ある程度までは絞り込めるのすが、ひとつに決めるのはなかなか大変です。
はい!コンデンサが、決定いたしました。
ハイパスフィルター用(右)には、ちょっと辛そうなマスタード0.001μF。
マスター・トーン用(左)は、ちょっと怪しげなワックスモールド。フロントをP-90に交換したのもありフェンダーとギブソンの間の0.033μFに決まりました。
メタル・ノブも少しこだわって絶縁体付きの触ってもノイズの全くでないものをチョイス。そして、ノブのイモネジを締めすぎてポットのシャフトが潰れ過ぎないように詰め物をしました。
すべて取り付けてまして、カスタム完了!!!
ローズ指板にナチュラル・ボディ。ミント・グリーンのピックガードにメタル・カバーのP-90。コントロール・プレートは逆さまで、ブリッジ・サドルをブラス製に。ピックアップも配線もコンデンサも入れ替えて、
コダワリの世界にひとつのテレキャスターが出来上がりました!
「Custom日記!」を最後まで読んでいただきありがとうございます!
もっと早くブログを更新したいと思う今日この頃です!
以前の記事のリンクを付けておりますのでよろしかったらまたどうぞ!
■Custom日記!Vol.1「分解してクリーニング」
■Custom日記!Vol.2「ブリッジ・プレートとコントロール・プレート」
■Custom日記!Vol.3「フレット交換とナット交換」
■Custom日記!Vol.4「ピックガードの加工とピックアップのザグリ」
■Custom日記!Vol.5「ピックアップの交換とジャックの交換」