■Höfner 500/1 Violin Bass のネック・リセット
- 2018.12.12 Wednesday
- 20:30
JUGEMテーマ:楽器
■ヘフナー 500/1 バイオリン・ベースのネック・リセットを行いました。
以前より弦高が高くなり、弾き難くくなってきたと言う事です。
拝見ていきますと…、ネックの根元が弦の張力に耐えられず、浮き上がって隙間ができていました。
このネックの浮き上がりが原因で、弦高が高くなっているようです。
圧着では、上手くいきそうにありませんでしたので、一度ネックを外して付け直す、ネック・リセットを行う事になりました。
ボルト留めとは違い、ボディとネックを接着で固定されているセットネックのため、外すのは少々手間がかかります。
ネックが外れましたので、再度接着する面を整え、センターのずれがないかなどの確認を行い、再接着を行います。
接着剤が硬化する期間を待ち、弦を張って確認。
弦高も通常に戻りました!
弦の張力で固定するタイプのブリッジのため、オクターブの位置合わせてを含めたセットアップ調整を行い、完了となります。
軽量で独特な音も魅力な、バイオリン・ベースが戻ってまいりました!
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