■MUSICMAN StingRay HH のフレットすり合わせと調整
- 2015.01.30 Friday
- 16:57
JUGEMテーマ:楽器
■ミュージックマン・スティングレイHHのフレットすり合わせと調整を行いました。
ビショーンと、少し詰まりぎみな音が出る箇所がいくつもあります。 弦高を上げたりトラスロッドを調整しても解消しません…。細かく見ていきます。
経年変化によりネックが僅かに波うち気味になっていて、フレットの高さが少々乱れているようです。ビビリや音詰まりの原因になりますので、フレットのすり合わせで対処することになりました。
指板とネック裏のオイル塗装は、少し汚れに弱そうですがサラサラしていて滑りが良さそうです。
それでは、フレットのすり合わせを行っていきます。
フレット上部の凹凸をなくしたら、1本づつ丸みを付けていきます。
丸みが付きましたら、ピカピカになるまで磨いて、フレットすり合わせ終了。
そして、新しい弦に張り替えてネックの反りと弦高の各調整を行い、音詰まりが出ないことを確認して完了となります。
フレットをすり合わせて音詰まりを解消できました。上部を丸めることでピッチも合いやすくなり運指もよりスムーズになって、中域の演奏やスラップもしやすくなったと喜んでいただけました!