■Martin OM-28 サドルの弦高調整・フレットすり合わせ・ナット調整
- 2015.02.27 Friday
- 21:15
JUGEMテーマ:楽器
■マーチン OM-28 のサドルの弦高調整・フレットすり合わせ・ナット調整を行いました。
1弦側の弦高が高めになっていて少し演奏しづらようです。交換されているサドルは、アンダーサドル・ピックアップと一体型のもので底面での調整ができないため、上部を削って弦高調整・整形を行います。
ブリッジピンもかなり出ていますのでストレスなく装着できるよう穴の調整も行います。
サドルの高さが決まりましたら、オクターブ音が近くなるよう音の響きも良くなるよう上部の整形を行います。ブリッジピンもスッと入るようになりました。
そして、フレットの方は音がビビるところが出ています。
よく使うポジションのフレットが消耗しているのと、経年変化からかフレットの高さが不揃いになっています。
フレットをすり合わせて調整して行きます。
フレットをすり合わせて高さを整えたら、上部を丸めてピカピカに磨き仕上げます。
指板面にレモンオイルで保湿保護をしたら、新しい弦に張り替えてナット溝の調整を行います。
ちょっと重たくなっている上部も整形します。
すっきりして音も軽やかになってきました。
使い込まれた風格が感じられます。
弦高が下がったので中域の演奏もしやすくなり、ビビりる所もなくなりました。ナットも調整したのできれいな音が響いて来ました!