■Gibson Les Paul Custom Black Beauty '57Reissue のナット交換など
- 2015.03.31 Tuesday
- 19:05
JUGEMテーマ:楽器
■ギブソン レスポール・カスタム ブラック・ビューティー '57リイシューのナット交換などを行いました。
はじめに、緩くなっていたピックガードの取り付けネジを締めておきます。
共振すると音にも影響しますし、外れてなくなってもいけません。
そして、ねじ山が錆ていて途中までしか入らなくなっていたスイッチ・ノブ。
色焼けしたバインディングとマッチするようアンバー色に戻すことになりました。
ねじ山の錆を落としてしっかり入るようになりました。ノブの色だけでも雰囲気が変わってきます。
それでは、ナットに取り掛かります。
4・5・6 弦のナット溝が深くなっていて、開放弦で音詰まりが出ています。
ご相談の上、オイル漬け牛骨ナットに交換することになりました。
ネック側とナットの間に隙間ができて音の伝達が悪くなるといけませんので慎重に接地面を整えてから新しいナットを取り付けます。今回は既存の弦位置に合わせたナット溝で切っていきました。
弦溝の高さが決まってきましたら、整形して、微調整をしていきます。
きれいな音が鳴ってくるようになると完了になります。
ボディ・ネック共にマホガニーのブラック・ビューティー。メイプル・トップのものよりボディは軽く感じます。
ナットを交換してサスティーンもよくなりました!